「茂吉と鴨山」はダウンロードを待つ時間の短縮とBGMの関係で12ページで構成しました。
1983年(昭和58年)に当時8ミリフィルムでアマチュア映画を制作していた私に、万葉の会という集まりで斉藤茂吉の生誕百年の折りにゆかりの地の映像を映写して欲しいという依頼があり、車で撮影に行く道中万葉のロマンを話して頂いた。感動した私は只映像を撮るだけでなく作品として制作しました。それまで万葉集とか和歌は高校の教科書以下の知識しか無かったので随分勉強もしました。
完成後万葉の会の方々には非常にお褒め頂き、第5回広島国際アマチュア映画祭に出品し入選しました。その後、8ミリフィルムはビデオに取って代わりましたが、このページは私の作品のナレーションをそのまま掲載し写真を加えました。従って、文中の表現は昭和58年が基準になっているのでご注意下さい。画像はテレシネと言って8ミリフィルムよりビデオに変換したので、見にくいと思いますが機会があればデジカメを持って再び茂吉の足跡をたどり、綺麗な写真に差し替えたく思います。
斉藤茂吉 
斉藤茂吉は明治15年5月14日陸奥の山形に生まれ、医学の道を志し東京帝国大学医科大学を卒業して、精神科医となり長崎医専の教授を経てウィン、ミュンヘンに留学し帰国後は自宅の青山脳病科病院の院長として終始しました。
一方、文学の道に於いても大成し自然の全てを包み込んで万葉の抒情を近代短歌に蘇らせ、その名は近代短歌史の上に巨星の如く輝いて居ます。又、歌論、随筆等の著書も多く、殊に万葉の歌聖柿本人麿の研究では心血を注ぎ前人未踏の記念碑を打ち立て、昭和15年帝国学士院賞を昭和26年には文化勲章を受けました。